アートキャラバンくまもと

こころの復興推進事業「アートキャラバンくまもと」

熊本県立劇場は、これまで学校などに演奏家を派遣し、生の演奏を間近で聴いたり体験したりする機会を提供する「演奏家派遣アウトリーチ事業」や、演劇・ダンスなどのアートによるコミュニケーション能力を高めるための「ワークショップ事業」に取り組んできました。 今回の「熊本地震」を受け、これらの事業の経験と実績を活かし、音楽や演劇などのアートを通して被災した方々のこころの復興に資する「アートキャラバンくまもと」を企画いたしました。
避難所や学校等に芸術家を派遣し、被災者や子どもたちの心のケアに資するおでかけ公演やワークショップを行っています。

アートキャラバンくまもと×こころのビタミンプロジェクトin菊陽
佐渡裕&スーパーキッズ・オーケストラ2018

世界的指揮者・佐渡裕とスーパーキッズ・オーケストラが2018年も熊本にやってくる!大規模災害の被災地の方々の心の復興を願い「こころのビタミン」を届ける活動をして…

開催時間
①昼公演 開場15:30 開演16:00
②夜公演 開場18:00 開演18:30
会場
菊陽町図書館ホール
出演
指揮:佐渡裕(さどゆたか)
*プロフィール*
京都市立芸術大学卒業。故レナード・バーンスタイン、小澤征爾らに師事。1989年ブザンソン指揮者コンクール優勝。1995年第1回レナード・バーンスタイン・エルサレム国際指揮者コンクール優勝。
パリ管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ケルン放送交響楽団、バイエルン国立歌劇場管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、北ドイツ放送交響楽団等、欧州の一流オーケストラに多数客演を重ねている。2015年9月より、オーストリアを代表する110年の歴史を持つトーンキュンストラー管弦楽団音楽監督に就任し、欧州の拠点をウィーンに置いて活動している。また、オランジュ音楽祭「蝶々夫人」(演奏:スイス・ロマンド管弦楽団)、トリノ王立歌劇場「ピーター・グライムズ」、「カルメン」、「フィガロの結婚」など海外のオペラ公演も実績を重ねている。
 国内では兵庫県立芸術文化センター芸術監督、シエナ・ウインド・オーケストラの首席指揮者を務める。CDは「ベートーヴェン〈運命〉/シューベルト〈未完成〉(ベルリン・ドイツ交響楽団)」など多数リリース。最新盤としてトーンキュンストラー管弦楽団との5枚目のCD「バーンスタインへのトリビュート」を2017年11月にリリース。著書に「僕はいかにして指揮者になったのか」(新潮文庫)、「棒を振る人生~指揮者は時間を彫刻する~」(PHP新書/PHP文庫)などがある。
オフィシャルファンサイト:http://yutaka-sado.meetsfan.jp

弦楽合奏:スーパーキッズオーケストラ
*プロフィール*
兵庫県立芸術文化センターのソフト先行事業として2003年より活動を開始。高い演奏技術を持つ全国の小学生から高校生までの弦楽器に取り組む子供たちをオーディションにより選抜し、当センター芸術監督の佐渡裕の指揮・指導により、様々な活動を展開している。毎年8月末の芸術文化センターKOBELCO大ホールでの成果発表演奏会のほか、県内市町と連携したミュージック・キャンプ、各種イベントやテレビ番組への出演をはじめ、東日本大震災や熊本地震などの大規模災害の被災地において心の復興を願う演奏会「こころのビタミンプロジェクト」を実施するなど、その活動は多岐に渡っており、各地で奏でられるクオリティの高い演奏と純粋な音楽で、全国より注目を集めている。17年11月「第2回貝原俊民美しい兵庫づくり賞」受賞。
備考
主催:(公財)熊本県立劇場、菊陽町教育委員会(菊陽町図書館ホール)、兵庫県立芸術文化センター
プロジェクト・パートナー:サントリーホールディングス
プロジェクト・サポーター:甲南学園、早駒運輸 神戸シーバス、En女医会、熊本城東ロータリークラブ
   
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